《腕はたたむな》
前回は開いても良い理由を書きました。その中で「腕をたたむ」という表現が嫌いだと言ったのですが、今回はその理由について書きます。
「腕をたたむ」は間違えるとドアスイング一直線
まずは下の画像をご覧ください
原監督のイメージを言葉と動きに現わしながらの指導風景だと思います。
これが腕をたたむとか開くなとかヘッドたてろとか、僕の地獄フレーズ3選に入っている指導じゃないかと・・・(笑)
では下の画像を
坂本選手と銀次選手です。
この画像では銀次選手の方が分かりやすいかもしれません。僕は腕をたたむというよりは身体を回転させながら腕がズレずに背中側へブリップを引っ張っていく、グリップを抜く方という方が適切だと思います。
分かりますか?
グリップが身体から離れることがドアスイングだと言っている記事や動画を多く見かけますが僕は逆だと思っています。
芯(ヘッド)が身体から離れるのがドアスイングであってグリップは身体から離れないといけません。イメージできますかね。もっと言うとグリップが離れないと芯(ヘッド)は身体にくっつけておくことが難しいのです。
やってみよう!
- まず構えて右打者なら右肩、左打者なら左肩にバットを乗せて下さい。
- ヘッドを肩に残したままグリップを正面に突き出して下さい。(大道選手の構えみたいになりましたね?)
- その型のまま投手に正対するまで回転して下さい。
- そのままヘッドを前にポーンと出したら素晴らしいスイングの完成です。
イメージできましたか?グリップが遠くにあるからこそヘッドが身体にくっついている感覚を。
このドリルでドアスイングを撃退しましょう!!
では