【叩きつけろは危険】
前にヘッドは立てろという記事を書きました。
今回はその記事と似た内容になりますが重要なことだと思うので書こうと思います。
何故しつこく同じような内容を書くのか。
それは野球選手の大半が危険な言葉を鵜呑みにして全く疑っていないからです。
今でこそフライボール革命などの理論が日本に入ってきて若干見直されるようなことも増えてきたと思いますが、メディアやネット上で見かける元プロ野球の大物OBの方々が指導している動画を見るとアマチュア（特に少年）は間違って認識するのだろうなと感じてしまいます。実績もゼロに等しい僕がこんなに偉そうに言える理由はプロ野球選手でもプロ野球大物OBでも出てくる言葉が僕がドアスイングを極めたキッカケをくれた教育実習生と言う事がほぼ同じだからです。
天性の感覚の持ち主であれば実際にバッターボックスに立つと打てるスイングができるのでしょうが・・・
ということで、まずは下の写真を。
忠実に上から叩きつけている優等生スイングですね（笑）
僕から言わせれば思い出すのも忌々しいクソスイングです。
当時の僕に言ってやりたいですね。
「お前、3塁側のベンチにゴロ打つスイングやないかい！！！！」
とにかくヘッドが身体から早く離れてしまってます。そしてそのまま上から下へ振り下ろす為、手首がこねてしまってます。このスイングでは真ん中からアウトコース寄りのボールをかなり前で捌くようなイメージでしか打てる気がしませんね。
良い打球でもレフト側のファールが多くなりますしライト方向への良い打球は皆無でしょう。
続いて下の写真を。
こんな声が聞こえてきそうですね。
「おい！お前ホームランなんか狙いやがって！ゴロ打たんかい！！！！」
はい！と言いながら無視を決め込んだらいいと思います（笑）
ヘッドは身体から離れず手首もこねていません。インパクト後もフェアゾーンの空中へ芯が向かっていってます。
忠実に叩きつけるスイングと非常識スイング、どちらが実際のプロ野球選手のスイングと近いと思いますか？
僕はプレーヤーとしては大学で終わっています。大した実績もありません。
だからこそ自分の感覚や言葉と実際の動きが違うことに気が付いたのかもしれません。僕が記事で書いている言葉を言われてもすごい実績を残し続けていたらその言葉を信じ続けて何の罪もない少年や少女、未来ある才能をつぶしドアスインガーを量産してしまったかもしれません。
打てる奴は打てるスイングを天性のセンスで再現できるのです。
では
